耐水圧 | OR.LEATHER

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一枚革から切り出し、手彫り、手縫いでオリジナル革製品の製作しております。
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革が厚けりゃ厚い方が良い、糸は太けりゃ太い方が良いと思ってる人多いけど、全然そうじゃないです。
厚すぎて使いにくい財布w 笑ってまうw

結局すべてに当てはまることやけどもやっぱりTPOなのですよ。

Time(時間)、Place(場所)、Occasion(場合。Opportunityと使われることもある)

そして今日は耐水圧の話。

基本的に手ぶら主義。荷物は必要最小限合理的に抑えたい。
そういう意味でもカッパを余計に積んでおくというのも嫌。
慌ててバイク止めて着直すのも嫌。

そういうことで、革屋でありながら革ジャン着ることも無く、大抵、中綿無しのペラペラ防水ナイロン系の上着愛用。(年中着れるから)と小物入れに防水ナイロンパンツ(これはオーバー代わりにもなるし)

よく勘違いしてる人いるけど、撥水と防水は違うからね。

2つの違いは、一言で言うと、

撥水加工は「水をはじく加工」のこと、

防水加工は「水を通さないようにした加工」

小雨程度なら撥水でもいけるかもしれんが、新品の内だけやわ。カッパ代わりなら、とにかく防水でないと意味無い。

っで防水でも耐水圧ってのがあるわな。

300mm・・・小雨に耐えられる
2,000mm・・・中雨に耐えられる
10,000mm・・・大雨に耐えられる
20,000mm・・・嵐に耐えられる
ちなみに、一般的なナイロン傘の耐水圧は250mm程度だそうで、
耐水圧が弱くても、雨の侵入を防ぐことは問題なくできるようです。

しかし、レインウェアは人が着用して使うものなので、人の動作によって圧力が増します。

例えば、体重75kgの人が濡れた場所に座ったときの圧力が約2,000mm、
濡れた場所へ膝を付けているときの圧力が約11,000mmと言われているそうです。

特にバイク走行時は結構な勢いで雨の中走ってるからねぇ。
あと、お尻はまぁまぁの圧掛かってるから、水が浸透してくるし。

そういうことで、最初と矛盾するが、俺の結論は防水性能に関しては数が大きければ大きいほどいいと思ってる。

あとはこまごました仕様。前のファスナーのフラップは絶対必要とかフード取り外し可能がいいとかな。

そういうことで明日からもナイロン全開な俺。
風も雨も全部止める!焚火だけは近寄れんけどなw