政治問題 -3ページ目

政治問題

政治問題

騒音問題を巡る不毛な戦いから逃れるため、私は結局引っ越しをすることにした。
家賃はかなり高くなってしまったのだけど、まあ保証人なしでも借りることができ、部屋もかなり広々としているので、ことによると結果オーライなのかも知れない。
昨日もまた、深夜延々と続くお喋りに悩まされ「すみません、深夜なんで静かにしてもらえますか」と下の部屋に声をかけるということまでした。
トンカチで床を叩くこともした。
が、まったく変化なし。
お喋るは静まることなく、延々と聞こえてくる。
つまりどういうことかというと、トンカチで床を叩くことも、声をかけたことも、まったく効果がなかったということだ。
普通に無視された、といってもいいだろう。
深夜ゼロ時近くに、貸主に電話をした。
そして「今日もうるさいのですけど」と苦情を入れた。
その電話は、話の途中で電話の元栓を切られたようで、プツリと会話は途絶えた。
それに関して、なんて不誠実な対応だ、と思った。
翌朝、貸主に電話したとき、貸主は激怒していた。
「夜中に電話しないでください!」と激怒していた。
あのなあ、おばさん、おれはいつもそういうことで苦しんでるのだよ、深夜うるさいってそういうことなんだよ、ぼけが、分かったか少しは。
とは私は決して言っていない。
「深夜うるさくされることがどれだけつらいか理解してもらえましたか?」と言った。
話をすると、延々と、騒音を我慢しない私のほうが悪いというような感じで言ってくる。
「昼寝してんじゃないの?だから夜、うるさいうるさいって神経質になってんじゃない?」
などと言っていた。
これに関しては、私がもし最高裁の判事であったとしたら、そのおばさんに対して死刑を申告するだろう。
しかし私はそうではないので、おばさんの身は無事である。
とりあえず、文書を届けにいった。
それは騒音について、どのように考えて、どのように対応するつもりかを、質問の形で書いたものだ。
そういうものを送るので、回答いただけますか?とおばさんに頼んだ。
そしてしぶしぶながらそれを了承した。
返信用封筒も同封し、騒音に関する貸主の意識を明確にすることを意図した質問の文書を、届けてきた。
投函だけしてそのまま立ち去ろうとしたが、どうもこのポストで良いだろうかと不安になった。
なぜなら貸主の名前が入っていなかったからだ。
どうも二世帯住宅のようで、子供夫婦のポストだと思う。
わたしは貸主の家の前で電話し、そして玄関のチャイムも鳴らした。
しかし誰も出てこなかった。
ドアのチャイムにはレンズがあるので、私の姿を確認して、出てこないようにしたのかも知れない。
貸主の不誠実な対応に私はかなり憤慨していたので、引っ越し費用くらいはふんだくれないものかと思ってあれこれ考えた。
考えながら、良さそうだとめぼしをつけていたマンションにいって、家賃などを知りたいので不動産屋に電話してみた。
すると図面を持って、来るという話になって、部屋の中を実際に見ることにもなった。
この物件、敷金を余計に一か月分支払うことで、保証人はなしにしてもらえた。
不動産屋は大家に聞きにいき、大家は「空いているよりお客さんが入った方がいいもんね。どうせ保証人っていったってほら、そんなに必要にはならないでしょ」みたいなことを言って、結局敷金を一ヶ月増やすことで、保証人なしをオッケーしてくれた。
そしてこの物件、入居は可能な状態になった。
ただちと高い。
七万三千円である。
おまけにエアコンなしだ。
まあ、エアコンは勝手につけてよいらしい。
とりつけは13万円くらいだとか。
とりあえず物件を見た後、他の物件も見にいった。
そもそもそちらの物件を見るために私は歩いてた。
たまたま普段から目をつけていたマンションに立ち寄り、不動産屋に連絡をし、中を見ることにはなったが、それは予定外のことである。
本命の物件、予想とは反してエアコンがついていなかった。
案内をしてくれた人もいまひとつ無愛想に思えた。
サービス精神、とか、熱心なアピールなどはまったく無い。
エアコンもついていないし、思ったよりも気にいらなかった。
それでも良い物件は良い物件である。
で、こちらの物件、まだ審査がある。
審査に通らないと入居はできない。
まあ審査の方、大丈夫そうではあったのだけど、すでに確実に大丈夫な物件に出会っている。
しかしそちらの方は家賃七万三千円で、かなり予算オーバーだ。
本命のほうは、六万七千円である。
しかし同じエアコンなしであれば、七万三千円の方が良いのではないかと思えた。
そしてフレッツ光のマンションタイプにも問い合わせてみたが、マンションタイプは使えるようだ。
風向きは、こちらにあった。
家賃を無理なく払えるのかどうかについては、しばし悩んだ。
それに引っ越しをするのであれば、またプロミスから借金をしなければならない。
でもそれも致し方あるまい。
すべてはなるようになった。
今はそんな心境だ。
そして私は、本棚のねじを取って、板っきれにした。
もう引っ越しの準備を始めたというわけだ。
新マンションには十日後くらいに入れるようだ。
しばらくは、今のアパートと平行して契約することになる。
新マンションに問題なく入居できたことを確認してから、旧アパートを解約すれば良いだろう。
解約は一ヶ月前とのことだから、まあ余計な金を支払わなければならないが、まあ致し方あるまい。
万が一、住処を失ってしまったらえらいことだ。
万全の体制で話を進めていかなければならない。
一度ゼロになったプロミスの借金はまた三十万くらいになるだろう。
いや、三十五万円くらいになってしまうかも知れない。
それをまた、減らしていかなければならない。
今度は二万四千円も家賃が増えた状態で。
大丈夫かどうか心配であるが、おそらく大丈夫だと踏んだ。
だから思い切って、引っ越しを決して、この下らない騒音を巡る争いに終止符を打ちたいと思った。


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