最後の授業
【 最後の授業 -ぼくの命があるうちに- 】
著者:ランディ・パウシュ+ジェフリー・ザスロー
過去にTVや映画を見て、数えるほどですが、涙腺が緩んだ事があります。
思い起こせば、TV番組であれば「ひとつ屋根の下」、映画であれば「タイタニック」や「アルマゲドン」。
これらの番組や映画は、僕だけじゃなく、数多くの方々が泣けたはず。
特にこれらの内容に共通点がある訳ではないような気がするので、ストーリーの内容によっては
ついつい泣けちゃた事があるというような認識でしたが、昨今は、僕も変わりました。
「子供」をテーマにした内容(ノンフィクションは特に)には非常に弱くなりました。
特にニュースで流れる子供を対象にした事件などを目や耳にした時は、たまらない気持ちにもなります。
子供に恵まれた事で、僕たち夫婦は、確実に気持ちの中で変わったものを見つけたような気がします。
特に病気と闘う子供たちの映像などは、もし我が子だったら、というような話もよくするようになりました。
話は長くなりましたが、僕はこの本を読んで、人生で初めて読書で泣けた経験をしました。
著者のランディ・パウシュ氏は、カーネギーメロン大学の教授で、コンピュータサイエンスの世界では
第一人者だそうです。
彼は重い癌に患い、余命3ヶ月~6ヶ月という現実を受け止め、最後の教壇に立ちます。
400名の講堂が満員の中、ランディが行う最後の授業の内容を聴きに来た人達が受けた授業の
内容は・・・・・・・・・。
是非、読んで見てください('-^*)/
彼の置かれている状況を考えれば、僕の悩みなど大した事がない事に気づかされました。
活字でも泣ける自分に、ちょっとビックリした思い出の一冊になりそうです。
それでは、また。