待ってました。本当に待ってました。
”トルネード”がメジャーのマウンドに帰ってきました。
【HIDEO NOMO】
今では日本で活躍した現役のプロ野球選手が、FAやポスティングという制度を利用して
海を渡るのがそう珍しくもなくなった今日この頃ですが、1994年のオフに野茂が
半ば強行的にメジャーリーグに渡ってなければ、イチローはともかく、他の選手は
どうなっていたかと思えるくらい、メジャーリーグへの道筋を作った立役者。
再びメジャーのマウンドに立ったというニュースを聞いて、とても嬉しく思いました。
あの頃は、どこの放送局を見ても ”NOMO!NOMO!NOMO!”
僕も当時は彼の行動に感動し、メジャー1年目の投げたゲームは、夜な夜な全て見ました。
シーズンオフに日本に帰ってきた時の成田空港は凄かったです。(TVでしたけど・・・)
海を渡って10年、2005年を最後に、メジャーのマウンドには立てず、怪我を克服しながら
ただやりたいという一身で、野球を続けたそうです。
” やるならメジャーで ”
この言葉はとてもシンプルですけど、本人しか理解できない言葉なのかなぁと。
ただの野球好きが言える言葉ではないですよね。
桑田真澄はメジャー登録が叶わず引退されました。
野茂秀雄はメジャー登録を勝ち取り、今も投げています。
結果はどうでもいい事なんだと、大事なのはそれに向かうプロセスだと、
桑田真澄が言っていた言葉が、今ではとてもしっくり来ます。
10年前の僕ではとても理解できなかったでしょうけど。
状況も環境も違う中で、結果だけを見て判断する事も大事ですが、
少なくともこの2人は、僕にとって良いお手本です。
” やるならメジャーで ”
次元の違う同級生が頑張っていますので、僕も頑張ります。