自分を信じて、
信念をもって続ければ
必ず花開く。
100%の賛同を期待しないこと。
82:18の法則のとおり、
2割を信じて、動き、時を待つのがベストなのだと思います。
少々マニアックな話題になりますが、
昨夜、イーヴォ・ポゴレリッチのリサイタルに行って
思いました。
1980年のショパン国際コンクールで、
あまりの個性的な演奏に予選落ちしたことに
当時審査員だったマルタ・アルゲリッチが
その判定に不満を呈し、ボイコットしたことで
有名になった彼は、
その後も風変わりな、しかし、とても説得力のある
解釈でクラシック音楽界を席巻しました。
しかしながら、師でもあり妻でもあった
ケゼラーゼ女史が96年に急逝すると、彼はショックで隠遁。
10年近いブランクの後、復活するも
その演奏は常人の理解を遥かに超えた
真にエキセントリックなものでした。
特に、2010年のリサイタルは
驚くようなテンポ、デュナーミク、アゴーギクで
飽きれた多くの聴衆が途中退席する事態を起こしました。
そういう僕は、能舞台のような
あの神聖な儀式にむしろ感激すら覚えていたのですが(笑)。
ポゴレリッチが素晴らしいのは、
おそらくすべてがトライ&エラーで、
その後、毎年のように開催されるリサイタルでは、少しずつ
真っ当な、しかし、やはり個性的な
ポゴレリッチにしか不可能な演奏を
繰り広げてくれるようになっていったことなのです。
それは、師を、つまり支えを失った後での
自分探しの旅だったのでしょうか。
自立することを自身に課し、
長い時間をかけて本当に納得する自分自身というものを
やっと見つけた、そんな印象を僕は受けるのです。
昨夜のリサイタルは素晴らしいものでした。
コアなファンだとは思いますが、
聴衆も戻ってきているように思います。
何においても自分を信じ、追究し、貫くこと、
自分を生きることが大切だとあらためて思ったのでした。
今日も善い一日でありますよう。
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