今日の朝日新聞グローブでは、
「『天才』の育て方—AI時代に求められる能力」
という特集が組まれています。
ざっと読みましたが、とても興味深い。
例えば、モーツァルトのケースを例に出して
中野雄さんは、
父レオポルトの息子の才能を見抜く力、すなわち先見と、
幼少からの徹底した音楽教育が
息子を「天才」にしたと分析しています。
また、中野さんの師であった丸山眞男さんによると、
「卓越した自習能力」こそが、
モーツァルトを天才にした資質であったのだと。
ちなみに、「自習能力」とは、人から直接教わるのではなく、
「この人から何を学ぶべきか」を直観し、
それを会得できる力のことだそうですが、
とても納得しました。
それと、コペンハーゲンの
ニールス・ボーア研究所の研究員に抜擢された姫岡優介さんの
お母さんが「育て方」についてインタビューに応えているのですが、
それがまた興味深い。
浩子は姫岡について「砂場でいつでも砂をいじり、自分の手をじっと見ている子どもでした」と振り返る。
「なぜ?」という問いかけがあると、浩子は必ず家事の手を休めて耳を傾けた。「後でね」と言った瞬間、子どもの「知りたい」という好奇心を殺してしまうと考えたからだ。2歳の姫岡に「雪ってなぜ降るの」と問われれば、「空気中の水分が、高い所で冷やされて、氷になり落ちてくるから」ときちんと教えた。
~2018年6月3日付「朝日新聞グローブ」
天才と言わないまでも、持って生まれた才能を伸ばすには、
自習能力を高めることが肝心だということ。
それには、決して押し付けでない育てる側の
信念と諦めない、やり続ける姿勢が、大事だということでしょう。
何より好奇心を周囲が、もちろん自らも潰さないことですね。
早い遅いはともかくとして、必ず花開くのだと思います。
今日も善い一日でありますよう。
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