有吉佐和子さんが1970年代に著した

 

「恍惚の人」と「複合汚染」を

 

あらためて読んでみて、

 

有吉さんの先見のすごさを思いました。

 

今読んでも、内容が古びないのは

 

まさに現代につながる警鐘が

 

それぞれの中にあるゆえだと思います。

 

すべては人間が、文明の進化を目指し、

 

ある意味科学万能主義に陥り、

 

まるで自分たちが世界の王であると勘違いし、

 

自然との融け合いを忘れてしまったことに

 

問題があるのでしょう。

 

「複合汚染」での奈良県五條市の医師、

 

梁瀬先生(故人)の言葉が刺さります。

 

 


自他不二というのが、私の宗教でございます。自分と他人は切り離せない。他人あっての自分です。自分も人ためにあるのです。精神と肉体も不二です。切り離すことができません。どんな軽い病気でも、患者が癒す気にならなくては医者は何もできるものではないのです。
P308-309

 

 


先日訪れたガンコ山での自然体験を通じ、

 

大自然とのつながりは決して忘れてはいけないと

 

僕も思ったところでした。

おそらく認知症という病気も、

 

食事や環境の変化から生じる複合汚染のひとつなんでしょうね。
 

 

 


ところで、有吉さんの書籍を読んでいて、

 

言葉の生死とでもいいますか、

 

かつて使われていて死語になっているものや

 

逆に、人々の間である時期から自然に使われるようになり

 

今や当たり前のように誰もが使っている言葉が

 

たくさんあるということに気づきます。


例えば、「複合汚染」では、

 

どの箇所で出てきたのかすぐにピックアップできないのですが、


おそらく関西地方の明治生まれの方たちが

 

よく使ったであろう、「こーっと」と発する語。

 

調べてみると、三重県あたりの方言で、

 

「ええっと」などひとり思案の時に発する言葉だそうで、

 

そういえば、僕が幼少の頃、

 

祖父がしょっちゅうこの「こーっと」という言葉を発していて、

 

子どもながらにその意味不明さに、

 

「どういう意味?」と幾度訊いても、祖父はきちんと答えてくれなかった

 

ことを思い出しました。

 

懐かしさとともに積年の疑問がやっと解けましたよ。(笑)

また、「恍惚の人」では、

 

今では誰もが使う「ボケーっとしている」という言葉が

 

当時(1970年代初めころ)の流行の言葉であって、

 

それまでは日常的に使用されていたものではなかったことがわかります。

面白いですね。

 

言語というのも生きているわけです。

 

 

 

 

 

ということで、今日はちょっとした本の雑感。

 

世間は今日からお盆期間。

 

ご先祖様を想い、有意義に過ごしていこうと思います。

 

ありがとうございます。

 

 

 

 

 

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