依存性についての問題を

いつも書かせていただいておりますが、

昨日、とある相談者から、

いろいろと話を聞いてあらためて思いました。





親から溺愛されてきている人は

愛情をしっかり受けているので、

自律的になるのではないかと問われるのですが・・・。

しかし、その溺愛が過干渉になると、

子どもは親を想って

反抗できなくなるんですよね。

とても良い子になるわけです。

もっと言うと、不良になりたくてもなり切れない。(笑)

そういう人の共通点は、反抗期がないということです。





虐待など受けて最悪の親であるなら、

ぐれたり、反抗したり、

子どもも徹底的に悪(ワル)になれるのですが、

愛情をかけられると

親が可愛そうでつい抑制してしまう。







ここで問題は、親の愛情。

過干渉の親は、どちらかというと

心配とか不安から子どもに手をかけ過ぎるわけです

(それは親のエゴ)。

そうなると結果、

子どもは良い子ですから、

親に心配かけないために反抗期なく

依存性を内面に持ったまま、

表面的にはいかにも自律的に振舞うようになります。

要は、無意識に(良い子を)演じてしまうということ。





怖いのは、本人が抑圧されていることに

気づいていないことですね。

抑えて演じることが当たり前ですから、

抑えていること自体がわからなくなる。

で、大人になってどうなるかというと、

普段はとても温厚で良い人なのに、

何かの拍子に感情が抑え切れなくなり、

激高し、

人を傷つけたり、

下手をすると殺めたり、

というトラブルを起こす、というような・・・。





愛情の受け渡し(ストローク)というのも

バランスですよね。

不足もダメ、過剰もダメ。

愛情のポイントもZEROにあるとやっぱり思います。

ということで、今日はここまで。

いつもありがとうございます。





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