大学の講義は、

数十人のマスを相手にしたものが基本です。

一方通行の授業にしないためにも

ワークを中心に構成するのですが、

人数が増えれば当然ついてこれなかったり、

内容に納得できなかったり、

不満を持つ学生も出てきます。

そんな中で、大学側の要望は、

3ヶ月間とにかく出席人数を保持してくれというもの。





元々やる気がないという学生は別にしても、

学生たちも様々な事情があるでしょうから

出欠までをコントロールするのは

正直難しいというのが本音です。

とはいえ、考えました。

毎回の授業の中で疑問に思ったこと、

質問したいことがあるならば

次回の授業の時にできるだけ細かく答えるので

その旨をコミュニケーションシートに書くよう

指示するのです。





すると、相当数の学生が質問を書いてよこし、

しかもその次の授業にきちんと出席します。

ちなみに、僕が今年度受け持っているのは

某大学の企業研究講座で、

大手企業様の人事の登壇もあるという

本格的な週1コマ3ヶ月間の就活講座です。

就活に危機感を抱く学生が多く、

「次回に質問に答える」というのは効果覿面。

授業の中でも

今の時期に何をどうしなければいけないかを

具体的に教えますからね。

出席した学生は喜んで帰って行きます。





一方で、面白いのは

志望業界がまったく決まっていなかったり、

自分の強みがまったくわからないという学生は

授業の中でグループワークに参加するのが

逆にいたたまれなくなるようで

辛いとコミュニケーションシートに書いてきます。

自分のことを考え書き記したり、

他人と共有したりするのは

自分の現状を知るためですからね。

とにかく今の時点では辛くても逃げないことと回答し、

頑張るよう促します。




先日紛失した小銭入れ はさすがに見つからないので、長財布共々新調しました。3年くらい使っていたのでちょうど替え時だったということで。財布を新しくすると気持ちも晴れやかになります。



どんなことであれ、

ひとりひとりにきちんと対応すれば(つながれば)

自ずと信頼関係が築け、

人は必ずついて来るものですね。

「ひとりひとりに」というのがポイントです。

日々若者から勉強させていただいております。

ありがとうございます。





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