今年没後20年の(早い!)武満徹さんの

音楽論に興味深い一節を見つけました。



つまり、われわれの耳は、知らず知らずのうちに素直じゃなくなってきている。様ざまな価値観、概念によって汚されている。その耳の汚れを落とすためには、なによりもまず聴くという行為が大切だと思うんです。初めは、ただなんとなく聴くのではなくて、少しでも主体的に聴こうと努力する。ぼくは音楽だけのことを言っているのではなくて、どこにもある音でも自分が聴こうとすると、いままで気がつかなかった音が聴こえはじめ、耳が徐々に赤ん坊のように無垢になってくる。そして様ざまな音のひとつひとつに驚きと発見をするようになります。ひとつの音のなかにも多様な運動が聴こえてきます。現代では、新鮮な空気と同じように、新鮮な耳、新鮮な眼が必要ではないかと感ずるのです。
「武満徹著作集1」(新潮社) P353-354



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思わず膝を打ちました。

耳に限らず、五感を磨くこと。

それには「主体的に取り組む努力をすること」だと

武満さんはおっしゃいます。

「主体的に」というのは「関心を持つ」いうことでしょう。

関心を持てば必ず本質が見えて(聴こえて)きます。







そういえば、昨日東京国際フォーラムで

メシアンの「鳥のカタログ」を聴きました
が、

メシアンも、かつてインタビューに応え、

同じようなことを言っておりました。

他人のことがわからない人は

結局人に関心がないということ。

また、自分のことがわからないという人は、

自分自身の生き方、生き様に興味がないということ

なのかもしれません。

どんなことでも関心を持つって大事ですね。

今日も元気に。

ありがとうございます。





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