こんにちは。

みんな違ってみんな良い、とか

ありのままのあなたで良いんだ、とか

よく耳にします。

確かに言葉通り、

組織は金太郎飴ではだめなようです。

とはいえ、経験やスキルは当然相応に

そして独自にもっていないと

何事も通用しません。

逆に言うと、独自の経験とスキルがあるなら

あとは共生できれば成果は自ずとあがるということです。





「オーケストラ・モデル」を読んで、納得しました。



マエストロ・マゼールに運指を示されたとき、自分の運指が思い通りに機能しなかったことで、第1ヴァイオリン奏者たちはやや気弱になっていた。・・・マエストロは言葉で説明したが、技術的に複雑なので、相手は過ぎに理解できなかった。・・・(マエストロは)自分の提案の正しさを、オーケストラ団員の目の前で即座に証明しなければならなくなった。
・・・すると、奇妙なことが起こった。その運指は、個々に演奏すればきれいに響くのだが、16人の第1ヴァイオリン奏者全員が一緒に演奏すると途中で変な引っかかりが生じて、音楽の流れがそこで一瞬遮られてしまうのだ。一人ずつ演奏すると、それはほとんど気にならない。ところが全員が一緒に演奏すると、その効果も16人分が合わさって、音楽を邪魔する「しゃっくり」となる。・・・結局、個々の奏者の運指に戻し、練習によって完璧にするということで意見が一致した。・・・
個人の多様さが、最終的には全体的解決より勝っていたことになる。・・・
この例から、仕事のやり方やテクニックのすべてが全員にふさわしいわけではないこともわかる。

クリスティアン・ガンシュ著/シドラ房子訳「オーケストラ・モデル―多様な個性から組織の調和を創るマネジメント」 P18-19



ここでも、それぞれがそれぞれのキャリア(経験)をもって

自律的に協働することがチームの理想形

だと謳っています。

仕事に限らず、すべての人間関係はそれでこそ

うまくゆくものだと思うのです。





オーケストラ・モデル 多様な個性から組織の調和を創るマネジメント
クリスティアン・ガンシュ
CCCメディアハウス
売り上げランキング: 125,444



示唆に富んだとても良い本。

音楽のことがわかれば一層理解は早いと思いますが、

音楽がわからないという方にもおすすめ。





下のランキングボタンをワンクリックしていただけると幸いです。応援、ご協力よろしくお願いしますm(__)m


人気ブログランキングへ