こんにちは。

めっきり寒いですね。

冬に戻ったかのようです。





さて、今朝夢の中でマイルスを聴いておりました。

「デコイ」。

1984年4月のリリースですから30年前です。

懐かしいです。







この人はとことん我が道を行く人ですが、

少なくとも同胞に向けての愛は確かだったんですよね。

人種差別に対して実に厳しく、真っ向から戦おうとした。

そして、DNAに刻印される、長い歴史の中で黒人に鬱積するものを

常に新しい音楽を生み出すことで解放し、

自由を呼びかけていた。





ちなみに、インタビュー集を開いたらこんな言葉がありました。

1972年のレナード・フェザーによるインタビュー。
~「マイルス・オン・マイルス」P153-154

LF:大勢の若者はそれ(マイルスの昔のレコード)を聴いたことがない。「フィルモア」や「シェリーズ・マン・ホール」で君の演奏を聴いた若者は、キャピトルのアルバムはもちろん、ギル・エヴァンスとの共作アルバムすら知らないかもしれない。彼らが過去の重要な改革に通じていないのは間違っていると思うんだ。

MD:音楽には、もっと大事なことがあるぜ。俺がいまやっていることのように。わかるか?

LF:彼らは君の当時の業績も認めるべきだと、私は言っているんだ。君は、当時のジャズや君自身にとって重要なことを成し遂げたんだよ。

MD:彼らがそれを認めるかどうかは知ったことじゃない。とにかく、俺がすることはなんだって、ほかの誰かが同じことをするまでは認められないというわけだ。





他人の評価を気にせず、ただただ今を生きる。

そして、次のようにも語るのです。

俺はほかの人間からあまりにもいろいろ学んだからな。自分自身に酔う人間は、いつも同じことを繰り返す羽目になる。
1970年3月23日、ヒューバート・サールとのインタビュー
~「マイルス・オン・マイルス」P106





こういう天才はやっぱり「開放性」(Big5)が異常に高そうです。

成功者でありながら、成功そのものにまったく興味がない。

と同時に、過信や思い上がりがありません。

さらに、他人に無関心なのかといえば決してそうでもない。





思いました。

自分を卑下するのは良くないですが、必要以上の過信も禁物です。

それ以上でもなくそれ以下でもない。等身大。

自分の役割というのはいつどんな場合もありますが、

仮にそこに自分がいなくても事は起こり、動くものですからね。

天才からは学ぶことがたくさんあります。

ありがとうございます。




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