組織の長というのは「宇宙のしくみ」がわかっていることが大切です。

特に、すべての事象が裏表、長短、即ちバランスの上に成り立っている

ということがきちんと腑に落ちていることが重要ですかね。




長になると、組織を維持するために様々不安が生じ、

その不安から例えばマイナス分子(あくまでその人から見たマイナスね。

つまり、自分に批判的な人、あるいは思考、志向が違う人ということです)

を排除しようとします。

そうすると、必ずバランスが崩れる。

もちろん一時的には平和になったように見えるのですが。

でもその一時的な平和が曲者。

必ず中では傷のなめ合いが始まり、それに終始するようになる。

批判があるから反省があり、また改善があるのですからね。

結局、外に拡がっていかない、発展していかないのです。




トップは「エゴ」(それも自分自身の)にすごく敏感で、

日々それに着眼していること、

そして自分自身をいつも客観視できる余裕がないと務まらない

ということでしょう。




さて、本日もこれから北鎌倉。

前田朋子さんのバッハ後半@円覚寺 です。

生憎の台風ですが、楽しみです。