1年半前にレコード針を折って 以来

アナログ・レコードは聴いていませんでした。

しばらくの渇きをいやすため

このたびようやくカートリッジごと新調しました。

岡本浩和の「人間力」発見日記

抜群の音質!!音に驚くほど迫力が増しました。

特にLPの初期盤はCDなどにまったくひけをとりません。

こうなるとやっぱり20年近く前に大量処分してしまった

アナログ・レコードが懐かしくなります。嗚呼、悔しい・・・。


何というか、音の厚み、それと柔らかさ、ふくよかさが

圧倒的なのです。


世の中は何事もデジタルに移行していますが、

それによって失ったものも多々あるでしょう。

人の感性なども然り。決して定量化できるものでなし、

つまり測定不可能なものだということ。


単に音楽を聴くという行為においても、

デジタルとアナログを比較するとそのことは明らかです。

30年前、CDを初めて聴いた時、静寂の中からいきなり

音楽が始まることに確かに感動を覚えました。

アナログ・レコードのぱちぱちという針音を一旦は否定した。

でも実際は、そんなことはとるに足らないことでした。


素晴らしい音楽を前にして針音などは一切気にならなくなる。

それよりも人間っぽい温かみのある音・・・。

岡本浩和の「人間力」発見日記

人間はそもそも「アナログ」なのです。