結論。

分断された世界(モノ)をひとつにすること。

それにはひとりひとりが、"Oneness"を体得し、

ひとつひとつ小さな実験をスタートしてゆくこと。



皮肉にも、科学や社会において断片化を主導しているのは、科学の偉大なツール―測定である。
(P229)

測定を過信すると、世界を関係ではなく物としてしか見なくなる。そして、「ハード(数量化できるもの)」と「ソフト(数量化できないもの)」の安易な二分法に陥る。数量で測定できるものこそが「現実的」だと感じるなら、個人間の関係の質や仕事での目的意識といったソフト面は、二次的な立場に追いやられる。
(P230)


そういえば昨日、東京大学が3年後をめどに推薦入試を導入することを

決めたそうです。従来の学力テストでは測れない資質を持った多様な

学生を入学させるため、だそうですが、そのことについては大賛成。

問題は、どういう方法で「測れない資質をもった学生」を選抜するかですね。

興味深いところです。「部活などの活動状況を見て」と東大幹部は言いますが、

果たしていかに・・・。


エレノア・ロッシュは言う。「心と世界は不可分のものです。心と世界はどちらも、根底にある場の違った面です。(後略)」
(P250)

出現しつつある全体を見るには、様々な出発点がありうる。(中略)
「過去の精神性の系譜とは異なるものになるだろう。東洋的でも西洋的でもない。精神性の新たな道になるだろう」

(P251-252)


要は、二元論的思考をいかに脱却するかということです。

そして、センゲ氏は「Uの底では、こうした二元論はなくなるんだ」(P263)と。



現実世界においての大いなる修練が必要です。