ピーター・センゲ、オットー・シャーマー、ジョセフ・ジャウォースキー、

ベティー・スー・フラワーズ各氏による「出現する未来」を再読中です。

「シンクロニシティ」「ダイアローグ」 とあわせて読むと理解が進みます。

まずは全体観を養うことの重要性がテーマになります。

その中で、「保留する能力」の大切さが謳われます。


新鮮な目で見ることは、習慣的な考え方や見方をやめることからはじまる。認知科学者のフランシスコ・ヴァレラによれば、この種の能力を開発するには、「保留、つまり習慣的な思考の流れから、自分自身を切り離すこと」を学ばなくてはならない。ヴァレラは、この保留こそが、意識を高める上で第一の「基本動作」だと言う。
(P44)

実際に分別の声を保留するには、自分が目にしたことを既存の枠組みやメンタルモデルにあてはめない、という意志と忍耐力が必要になる。
(P45)


このことは個人に限らず組織でも同様だとセンゲは言います。

個人でも集団でも、無意識の想定の保留は、口で言うのは簡単だが、実行するのはむずかしい。(中略)
自分の意見を保留するのだ。だが、そのためには、自分の意見を述べた後、それを守ろうとするのではなく、質問する方法を身につけなければならない。

(P48)


まずは自身の行動パターンを客観的に知らなければ、それを「止めること」は

できません。

そのためには過去の徹底的振り返りが重要になります。



出現する未来 (講談社BIZ)
P. センゲ O. シャーマー J. ジャウォースキー 野中 郁次郎 高遠 裕子
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