もう30年近く前になります。

大学では社会学という学問を専攻していたのですが、

必須書籍として

ルース・ベネディクト女史の

「菊と刀」を薦められました。

当時は義務感で一通り目を通したのだと思いますが、

まったくきちんと読んでいなかった・・・。


ふと思い出して、文庫本を引っ張り出し、ざっと目を通したところ

意外に面白いことに気がつきました。

何より戦中、戦前の日本を

外国人の目から見た印象を基本として論じているのが

興味深いのです。


例えば、「人情の世界」という章だけ再読してみて、

ああかつての日本人はこうだったんだ、

そういえば僕が子どもの頃はそのような雰囲気、慣習は

まだ残っていた気がするなぁと思い出しました。

と同時に、日本が西欧化する中で

日本人らしい大切なものも無くしているんだなとも。

勉強になります。


菊と刀 (講談社学術文庫)
ルース・ベネディクト
講談社
売り上げランキング: 15934