本日、

大学の補講で

グループディスカッションのワークをやりました。

中で、一言も言葉を発さず、

いかにもだるそうに振る舞っている学生に

終了後きつく注意をしたところ、

ものすごく反抗的に反論してきました。


学:「何も思い浮かばなかったので何も話さなかっただけです!」

僕:「事前にディスカッションのポイントで協調性という話をしただろ!」

学:「無理やり何か話せというんですか?!」

僕:「本当に何もないなら言わなくて良い。でも、何もないっていうことはないだろ?」

学:「何もないんです!!!」

そういうやり取りの中に、割って入ってきたのがそのグループのリーダーをやった子。

リ:「僕の進行の仕方が悪かったんです。もう少しきちんと他の学生にも振れば良かった。反省してます」


いやはや、そんなに自分が責任とろうとしなくていいだろうに・・・。

その場の険悪な雰囲気を何とか収束させようと、ついつい自分のせいにしようとする良い子。

それを「協調性」ととらえているのだとしたら間違いでしょう。

もっと自己主張をする。それこそ我を貫く。そういう肉食的な攻撃性が

本当に少なくなっているんだなということを

あらためて実感した一コマでした。


僕に言わせれば、リーダーたる者、怠けてだらっとしているほかの学生を叱責するくらいの

エネルギーが必要だと思います。

今の学生は否定に弱いようですし、時間の関係もあったので

それ以上は突っ込みませんでしたが・・・。


ただし、上記の学生はそれ以後、態度を軟化させ、随分素直に

講義を受けるようになりました。勉強になったようです。


やっぱり、言うべきことはびしっと言わねば、ですね。