病牀六尺正岡子規の「病牀六尺」 を読んでいるのですが、 これはもう 壮絶な記録です。 死の床に伏した 稀代の歌人が 4ヶ月あまりにわたって 新聞紙上に 発表し続けた「心の叫び」は 時に冷静で、 時に肺腑を抉るような慟哭で、 読む者の 心をとらえて 離しません。 最期の時を迎えようとする 人間は ある意味 強いのだ ということがよくわかる、 そんな本です。おすすめです。