24時間テレビ。
それは豊臣の夢である。
出演したいとかじゃなくて、ただ単純に……
24時間ぶっ通しで視聴したい。
これに尽きる。
毎度のことながら、この1日中ぶっ通し系の番組の宣伝が始まると
「今回は必ず最初から最後まで寝ずに付き合うぞ!」
と意気込むのだが、失敗している。
最近は特にひどい。
スタートから見ていない。
やっていることに気づいて「あーっ!!」と悶えるのを何度やっただろうか。
喉元過ぎれば熱さ忘れる然り、毎回その失敗を忘れて同じことを繰り返すのだ。
そもそもこの夢を抱いたのは小学生の時である。
当時はコンセプトも良くわからなかったが、とにかく24時間同じ番組がやっていて、ラストにはマラソンランナーがゴール、そして出演者が目に涙をうかびながら「サライ」を熱唱する。ということはわかっていた。
しかし、子どもながらにそのテレビのむこう側との熱量の差に疑問を抱いていたのだ。
泣けない。
まったくもって泣く気にならない。何故か?
自分が並走してないからだ。
そう気づくのに時間はあまりいらなかった。
そうなのである。
彼らは24時間、企画をすべてやり遂げて番組を成功に導いた。
募金をしに行った人も参加したという認識から一緒に喜べたであろう。
しかし、自分はどうだ?
なんとなく最初を見て、なんとなく最後だけ見たらなんか全員感動してる。
感想はこれだけである。
途中で挟むドラマなんかにはめちゃ感動するのだが、いかんせんラストの感動が足りない。
だからいつかぶっ通しで見たいのだ。
そうすれば自分も同じくらい感動できるのではないか。
やり遂げた。と胸を張って言えるのではないか。
そう考え始めてから何年たったかわからないが、
まぁ、これを今書いてる時点でお察しだろう。
今回もスタートから見逃した。
「あーっ!!」と悶えた後にこれを書いている。
またしばらくおあずけである。
お年寄りになったら24時間徹夜も体に障るだろう。
まぁ、やる時はやるんだろうが。
それでも、なるべく早いうちにやっておきたい。
それが今の願いだ。
出演したいとかではない。
ただ、一緒にやりとげてみたい。
望むのはそのひとつだけだ。
その夢がかなった時。
またそのことをブログに書こうと思う。
はたして叶うのか!?
乞うご期待!!
今回は豊臣の夢についてでした。
チョーキング!!