もうずい分前のことだから、思い出しながら書いている。
当時の私は、CAになった自分しか想像できなかった。
もちろん不安がなかったわけではない。
不合格になった時、仕事が見つかるようにタイプライター(今のワープロみたいなもの)を
練習したりしていたから。
でも、今思い返しても、この時は本当に確信を持って「なる」と決めていたのだ。
だから、もしかしたら誰にでも、自分が確信を持って「なる」とか「やる」と思えるような
夢があるのではないかと思う。
それはすぐに実現しないかもしれないけれど、心から願うことは無駄にはならないと思う。
もし、自分が願った形で実現しなかったとしても、ちょっと違った形で
表れてくるかもしれない。
あなたの夢というエネルギーが宇宙に放出されて、もっと違った、もっといい形で、
実現の糸口を見つけてくれるかもしれないのだ。
今日もそんなことを思いながら、この原稿を書いています。