私のスクールでは、朝来校後に室内でのプレイタイム。
そして、一日の終わり、お迎えの前に外遊びを入れています。
外遊び(これも子ども達が自由に遊びます)をしながら、お迎えを待ちます。
このスケジュールは、サンドイッチの逆バージョン。
サンドイッチって、中においしい具が入っていますよね。
その逆なので、子ども達にとってのおいしい具、すなわちお遊びで、お勉強を挟んでいるというわけです。
朝十分に遊ばせますから、その後のレッスンタイムが集中できるんです。
もっともレッスンタイムと言っても、ゲームを取り入れた楽しいものなのですが、一応レッスンとしてけじめをつけさせますから、自由には振る舞えません。
基本的には、1時間半ほどの英語レッスンタイム、30分ほどの日本語タイムを済ませたら、ランチです。
ずっと、英語で過ごすことになっていますから、まあずっと英語のレッスンにはなっているんですけど、気持ちの上でけじめをつけさせるために、レッスンタイムとかランチタイムとか区切っているわけです。
あくまでも自由遊びが大切で、大人が指示して遊ばせるのは、例えば「みんなでこうして遊びましょう」としてしまうと、子どもの自主性は育ちません。
それに、一番大切な、子どもの個性を知ることができなくなります。
一人で黙々と遊ぶのが好きか、みんなでワイワイ遊ぶのが好きか
リーダータイプなのか、フォロワータイプなのか
自分の意見を言えるのか、遠慮してしまうのか
きつく言われても平気か、傷つきやすいか
自分の思い通りにしたい気持ちが強いか、気にしないか
負けん気が強いか こだわらないか
周りが見えてよく気がつく方か、集中して周りが見えなくなる方か
他の子の行動やおもちゃを気にする方か、気にしない方か
自分のより小さい子に関心があるか、ないか
自分より大きい子に関心があるか、ないか
怖いもの知らずか、こわがりか
慎重化か大胆か
などなど
観察したいポイントはいっぱいです。どちらがいいとか悪いとかではありません。
そうして、それぞれの個性がわかったら、その子に合った接し方をしていくわけです。
叱り方も変えねばなりません。
強く叱っても平気、または、その方が効果がある子もいれば、強く叱るとへこんでしまうとか、後を引く子もいるわけです。
その上で、その子にとって、社会に出た時に困るかもしれないと思うポイントを、重点的に指導していきます。
短所は長所にもなりますし、長所は短所にもなりますから、型にはめようとは思いません。
一人一人違っているから、世の中うまくいくわけですから。