KIDSNAに、英語関連の記事をシリーズで書いていますが、今日第3回の記事が掲載されました。
今回の記事は、子どもの英語教育はいつから始めればいいのかということ。
教育というより、英語環境を始める時期と考えていただいた方がいいかな。
最近の言語習得に関する研究を紹介して記事を書いていますが、実は最近の研究で言われていることは、すでに以前から言われていることなのです。
私がJALの後務めた外資系の英会話教室は、百科事典で有名なブリタニカが始めた、外国人講師による子ども英会話教室でした。
そこのマネージャーとして仕事をしたのですが、当時からセールスの人は、「英語教育は早いほど良い」と説明。その頃は、ソニー創始者の井深大さんの著書『幼稚園からでは遅すぎる』がよく引用されていました。
また、今回の記事で紹介している、言語習得研究者パトリシア・クールさんの言葉「赤ちゃんは語学の天才」というのも、当時のプレゼンテーションで使っていましたよ。
30年前に、「もう30年も前から言われている」と説明していましたから、英語教育は早いほどいいということは、60年くらい前から言われているというわけです。
社会の流れが変わるには、長い年月が必要ということですね。
私が、引退する頃には、学校の教育で子ども達が英語が話せるようになっているかもと、期待していたのですが、まだまだ無理だよねえ…
で、できればご家庭でできるだけ、英語環境を作ってあげてほしいわ。
やっぱり赤ちゃんの時から英語を聞いている子は、英語を聞き取る能力が高く、習得が早いです。
別に習いに行ったりしなくてもいいんです。家で英語を聞かせるだけでいいんです。
次回の記事では、英語環境の作り方を書く予定です。