東京行脚をしてきたので、メモがてらに内容を記す。
まずは、Oさんのところでサイトリニューアルの打ち合わせをしてきた。
得られた視座としては、まずは数字をしっかりと把握すること。
これをしなければ、変えたものに対する効果検証ができない。
サイトからどれだけのメールマガジンの登録があったのか。
現在の顧客は何を見て契約決めたのか。
ここを認識することが最低限必要なことだ。
そしてわかったのが、「長期投資」というワードがブルーオーシャンであることだ。
実際に検索してみるとよくわかる。
場合によっては、当社のサイトも多くヒットするのだ。
これを利用しない手はない。
幸い今後の方向性として「長期投資」を全面に出すから、ニッチを取れるはずだ。
Oさんには、プロジェクトマネジャーを担ってもらうことになった。
彼なら、当社の認識やこれまでの経験、人柄の何を取っても問題ないだろう。
今年の重大テーマとして取り組んでいきたい。
次にはおじさんの個展に行ってきた。
ある種「付き合い」的なところがあるが、思わぬ収穫もあるものだ。
画廊の主人もいたので話を聞くと、このあたりの画廊の多くは閉まったと。
調子が良い時に広げすぎて、大きな下落に耐えられなかったという。
逆にそこは小さくやっていたがゆえに生き残れたということだ。
「まずは生き残ること」の重要性に改めて気付かされる。
画廊をたたむときにも、負債を抱えていろいろな人に迷惑をかける。
こうはならないようにしたいと心から思った。
また、余談だがおじさんの馴れ初めも聞けた。
百貨店で似顔絵スケッチの依頼を受けてやっていたところに、
モデルとしてやってきたのがおばさんだということ。
おじさん・おばさんの意外な一面が見られた気がした。
あまり人物画を描かないおじさんだが、今回の個展にはおばさんが入ったものがあった。
一つの夫婦の形を見た気がする。
最後に会ったのが、同期入社で現在アナリストをやっているNだ。
実はうちに来てもらう可能性がないかと思い、話をもちかけたのだ。
結論から言うと、少なくとも現時点においてその可能性はなさそうだった。
今の仕事に満足してるようだったし、給料も高い(笑)
また、見ているものも今期や来期の決算予想で、長期投資とはあまり相容れなそうだった。
しかし、何より感じたのは、こうして人と話すことが癒やしになるということ。
仕事で大変なことが多い中で、肩の力が抜ける時間になったことは確かだ。
こんな動きをまた定期的にやりたいと思う。