今の自分は会社の社長でありながら、実態は1人の専門家、もっと言えば自営業者にすぎない。

 

ロバートキヨサキの4象限を参照すると、ここから大きく飛躍するにはビジネスオーナー・投資家を目指さなければならない。ビジネスオーナーになるということは、自分がいなくても回る仕組みを作るということだ。

 

自分は今の仕事(企業・投資分析)が好きだから、これをやめるつもりはない。一方で、需要が多く出てきたなかで、例えば顧客対応を自分でやり続けるのは望ましい姿ではない。自分は自分の投資を追求したい。

 

一方で、ビジネス的には需要は最大の飯の種である。これをキャッシュ生成マシーンとしてシステム化できれば、自由な人生を手に入れることができるだろう。

 

自由な人生の一方で、1人でも多くの人を幸せにするという自分の目標を達成するには、自分のことだけではなく、顧客にとって何が一番ためになるかを考えなければならない。そうすると、もしかしたら人を雇って総合デパート化する方向性もある。

 

しかし、事業領域を広げることはリスクを伴うばかりではなく、ストレスを伴う。自由な人生が目の前にあるというのに、わざわざストレスを負ってまでそんなことをする必要があるのか。そんな瀬戸際にいる。

 

これまでの自分は自ら天井を決めることで、だいたい行きたい所には到達できた。これが一番ストレスのない方法である。しかし、決めた天井以上の所には行けなかった。これは勉強も陸上もだ。そのさきに何があるか、見てみたい気持ちもある。

 

快適に過ごしたいか、ストレスを感じても知らない世界に行きたいか。その瀬戸際に立っている。