顧客を得ようと思ったら、何かしらの広告をしなければならない。しかし、何でもいいというわけではない。適切なターゲットに、適切な内容を届けなければならない。
自分のビジネスはオンラインだから、ネット以外への広告はあまり意味がないと考えている。全くないわけではないが、費用対効果は低いだろう。だから、新聞や雑誌の広告営業は基本的にお断りだ。
しかし、例えばマネー系雑誌への出稿ならそれなりの効果が見込めるだろう。世の中の大部分の人は「投資」に興味がないが、少なくともその読者は投資に興味があるというだけでも大きい。
興味がある人を呼び込もうと思ったら、ヤフーやグーグルのリスティング広告がある。しかし、これは適切な内容を伝えられるか疑問がある。クリック課金なのに、HPに来たところで関心がずれてしまっていては無駄なお金を払うことにもなるから要注意だ。
問題は、どの層に訴えるかだ。現段階で投資に興味がない層にアプローチしようとは思っていない。少なくとも株式投資に興味がある人の目に付けばいい。そう考えると、投資系のサイトに広告を掲載するのはそれなりの効果があるかもしれない。
既に当社を知っている人に対しては、メールマガジンやHPの更新で呼びかけていけばよい。無理に入ってもらう必要はなく、本当に欲しいと思ったときでいい。ただし、呼びかける内容はよく練らないと、入ってから「違った」となってしまってはいけない。
最も良いのは、お金をかけずにいい記事を書くことだ。これが一番呼びたい人に届き、何よりコストがかからない。ただし、どうしても労力がかかってしまうので、そこはうまく折り合いをつけないといけない。
優先度は、自社記事→マネー関連サイト→(Google)→マネー雑誌だろうか。それから、プレスリリースも併用したいところ。
お金はなるべくかけずに、効果検証をしながら。やってみなければわからないこともある。