野口悠紀雄の音声入力の本を読んだ。
自分でも音声入力を試して思っていたことだが、入力作業そのものは編集の手間を取られてそんなに楽になるわけではない。しかし、何がいいかって頭の中にあることをそのままテキストにスプレーするような感じになるのが音声入力の最も優れている点だ。
とりあえずスマホに向かって話しかけてみれば、自分が思っていることが全部文字になって現れてくる。そこに矛盾やまだ考えが足りないところが浮かび上がってくる 。
自分で文字をタイプしていると、分からないことがあったらすぐに調べる作業に入るので、執筆作業が中断していまう。音声入力だと、とりあえずわからない所はホニャララで流してしまい、文章を最後まで書き上げる。空白の部分はあとから埋めればよい。それによって内容がより深いものになっていくと感じる。
音声の入力は、タイピングで入力するよりもものすごく速いので、タイプの手間は取られない。したがって、編集や書き出す前の内容を整理する時間により多くの時間を割くことができる。そのことが文章の書き方を劇的に変えるというのだろう。
音声入力は論理構成を紡ぐ垂直的な文章にとってはとても便利なものである。一方で、水平的に二つ以上のことを同時に考えるのにはあまり向いていないような気がする。二つ以上のことを同時に考えるには、何よりも手書きのノートを書いていくことが自分は最も楽だと感じている。
最終的に文章に落とすときは音声入力を使うが、その前の構想段階では白紙あるいは方眼のノートにまとめることが自分としては一番効率がいい。これまでに慣れ親しんだやり方ではあるし、何より集中力を高めて 思考を整理することができる。
手書きノートの水平的思考と、音声入力の垂直的思考。これが自分にとって最強の外部脳である。
自分でも音声入力を試して思っていたことだが、入力作業そのものは編集の手間を取られてそんなに楽になるわけではない。しかし、何がいいかって頭の中にあることをそのままテキストにスプレーするような感じになるのが音声入力の最も優れている点だ。
とりあえずスマホに向かって話しかけてみれば、自分が思っていることが全部文字になって現れてくる。そこに矛盾やまだ考えが足りないところが浮かび上がってくる 。
自分で文字をタイプしていると、分からないことがあったらすぐに調べる作業に入るので、執筆作業が中断していまう。音声入力だと、とりあえずわからない所はホニャララで流してしまい、文章を最後まで書き上げる。空白の部分はあとから埋めればよい。それによって内容がより深いものになっていくと感じる。
音声の入力は、タイピングで入力するよりもものすごく速いので、タイプの手間は取られない。したがって、編集や書き出す前の内容を整理する時間により多くの時間を割くことができる。そのことが文章の書き方を劇的に変えるというのだろう。
音声入力は論理構成を紡ぐ垂直的な文章にとってはとても便利なものである。一方で、水平的に二つ以上のことを同時に考えるのにはあまり向いていないような気がする。二つ以上のことを同時に考えるには、何よりも手書きのノートを書いていくことが自分は最も楽だと感じている。
最終的に文章に落とすときは音声入力を使うが、その前の構想段階では白紙あるいは方眼のノートにまとめることが自分としては一番効率がいい。これまでに慣れ親しんだやり方ではあるし、何より集中力を高めて 思考を整理することができる。
手書きノートの水平的思考と、音声入力の垂直的思考。これが自分にとって最強の外部脳である。