自分自身のことなのに驚いたことがある。ジャンプを読んでいて、面白くないと感じたのだ。
決して漫画が面白くないというわけではないと思う。どの漫画も頑張っているし、応援しているものもいくつかある。それでも、もう読まなくていいかなと思ったのだ。
サラリーマン時代に、断捨離でジャンプを辞めようと試みたことがある。しかし、その時は寂しさを感じ、結局やめられなかった。その後はかえってジャンプを読んでいる時に幸福感を覚えるようになっていた。
しかし、今はその幸福感がない。ジャンプだけではない。他の本を読んでいてもそうだ。特にビジネス書の類は全く興味がなくなった。
逆に興味が増したのが、投資関係の本だ。投資関係であれば、内容の巧拙に関わらず読んでみたいと感じ、そこから何かを読み取ろうとしている。
改めて考えたら、それだけ仕事に熱中していることに気がついた。サラリーマンの時は漫画で現実逃避をし、ビジネス書で溜飲を下げていた。しかし、今その必要は全くない。そんなことよりも、目の前のビジネスをどうするかで頭がいっぱいなのだ。
もちろん、ビジネスだけではない。ビジネスが7としたら、家族と過ごすことが2、走ることが1という感じだ。しかし、それ以外のものが入り込む余地は今はないのだ。
そう気づいて、そっとジャンプの定期購読を解約した。