この前、会社の人と世間話をしていたら大学進学率の話になった。現在の日本の大学進学率は約5割なのだが、その人は「9割くらいだと思っていた」と真顔で話していた。最も、大学進学率が約3割で最低の鹿児島県出身の自分と合わせるというのも無理な話ではあるが、これに限らず「生まれてからずっと東京」という人とは話が噛み合ないことが多々ある。
以下では、生まれてからずっと東京の人の特徴について簡単に書いてみる。一部悪く書いているように見える部分もあるかもしれないが、それはあくまでコンプレックスから来るものである。ご容赦いただきたい。
東京が全てだと思っている
東京は全ての物や人が集まるところであり、周辺の県は東京に物や人を供給するために存在すると思っている。分けるとしたら「東京」と「地方」。ある会社の人が名古屋に転勤になり、「俺地方住むの初めてだよ」と発言し、顰蹙を買っていた。
どこでも「最寄り駅」があると思っている
大学に入学して最初に「自己紹介シート」なるものを書いたのだが、そこに実家の最寄り駅を書く欄があった。地元では最寄り駅なんて市内でみんなほぼ同じだったり、場合によってはなかったりする。いずれにせよ、ほとんど意味のない質問になってしまうのである。地方の主な交通手段は車であり、余程のことがない限り電車なんてほとんど使わないからね。
ちょっとした温泉地などを「田舎」だと思っている
毎年湯布院の旅館に泊まりにいく人が、それだけで「自分は田舎の実態が分かっている」と言っていた。温泉地なんて人が集まるだけ十分都会だ。本当の田舎は普通に行こうと思うようなところにはない。街灯もなく、いるのは老人ばかりでどうやって経済が成り立っているのか不明なところでありう。しかし、そんな田舎である自分の家の前までストリートビューが入っていたのにはGoogleの恐ろしさを感じた。
限られた人種としか関わりを持たない
東京に来て驚いたのが、駅ごとに集まってくる人のタイプが決まってくるということだ。新橋はサラリーマンの街、秋葉原はオタクの街である。人付き合いもそれと似ていて、駅ごとにだいたい職業や所得が同じような人が集まる。そこで生まれた子供は下手をすれば幼稚園から私立に入り、同じような境遇の人とだけ関わりを持って育つ。自分は地方の公立中学出身だが、地元の名主の子供からヤンキーの子供みたいのまで千差万別だった。そして下手をすればすぐに殴られる。そういう経験をしていないお坊ちゃんはよく言って怖いもの知らず、別の言い方をすれば無知な場合がある。そもそも、自分と違う人種はいないものとして扱っているようだ。
いろいろ書いたが、自分は決して東京の人を批判しているわけではない。逆にずっと田舎で暮らして来た自分の親なんかも視野狭窄に陥っている。要は、どちらにしても自分のいた環境を離れないと「たこ壷化」してしまうということだ。
自分は幸い東京も田舎もどちらも経験している。しかし、まだまだ世界は広い。少しでも広い世界を見て視野を拡げるため、また明日から一歩踏み出すのである。
以下では、生まれてからずっと東京の人の特徴について簡単に書いてみる。一部悪く書いているように見える部分もあるかもしれないが、それはあくまでコンプレックスから来るものである。ご容赦いただきたい。
東京が全てだと思っている
東京は全ての物や人が集まるところであり、周辺の県は東京に物や人を供給するために存在すると思っている。分けるとしたら「東京」と「地方」。ある会社の人が名古屋に転勤になり、「俺地方住むの初めてだよ」と発言し、顰蹙を買っていた。
どこでも「最寄り駅」があると思っている
大学に入学して最初に「自己紹介シート」なるものを書いたのだが、そこに実家の最寄り駅を書く欄があった。地元では最寄り駅なんて市内でみんなほぼ同じだったり、場合によってはなかったりする。いずれにせよ、ほとんど意味のない質問になってしまうのである。地方の主な交通手段は車であり、余程のことがない限り電車なんてほとんど使わないからね。
ちょっとした温泉地などを「田舎」だと思っている
毎年湯布院の旅館に泊まりにいく人が、それだけで「自分は田舎の実態が分かっている」と言っていた。温泉地なんて人が集まるだけ十分都会だ。本当の田舎は普通に行こうと思うようなところにはない。街灯もなく、いるのは老人ばかりでどうやって経済が成り立っているのか不明なところでありう。しかし、そんな田舎である自分の家の前までストリートビューが入っていたのにはGoogleの恐ろしさを感じた。
限られた人種としか関わりを持たない
東京に来て驚いたのが、駅ごとに集まってくる人のタイプが決まってくるということだ。新橋はサラリーマンの街、秋葉原はオタクの街である。人付き合いもそれと似ていて、駅ごとにだいたい職業や所得が同じような人が集まる。そこで生まれた子供は下手をすれば幼稚園から私立に入り、同じような境遇の人とだけ関わりを持って育つ。自分は地方の公立中学出身だが、地元の名主の子供からヤンキーの子供みたいのまで千差万別だった。そして下手をすればすぐに殴られる。そういう経験をしていないお坊ちゃんはよく言って怖いもの知らず、別の言い方をすれば無知な場合がある。そもそも、自分と違う人種はいないものとして扱っているようだ。
いろいろ書いたが、自分は決して東京の人を批判しているわけではない。逆にずっと田舎で暮らして来た自分の親なんかも視野狭窄に陥っている。要は、どちらにしても自分のいた環境を離れないと「たこ壷化」してしまうということだ。
自分は幸い東京も田舎もどちらも経験している。しかし、まだまだ世界は広い。少しでも広い世界を見て視野を拡げるため、また明日から一歩踏み出すのである。