ビューティコンテスト(BC)が終盤を迎えつつある。今回は同様の案件で2回目ということもあり、前回ほど忙しく感じなかった。実際、BCの期間自体は前回より長かったものの、残業時間は月100時間程度、休日出勤も土日どちらかだけに抑えられるなど、数値で見てもさほど忙しくはなかった。

なぜそれができたのだろうか。僕は以下の要因があったからだと考えている。
・日程が事前に把握できたため、準備がしっかりできていたこと(物理的準備)
・何が起こるか分かっていたため、これからするべきことが分かっていたこと(心理的準備)
・プライベートの予定(勉強等)が重ならなかったこと(不測のリスク)

3番目は運が良かったとも言える。しかし、健康管理の面では、妻が朝野菜スープを作ってくれるなど、助けられた場面も多かった。

上の二つは経験とそれに基づく事前の計画が物を言った。するべき事が分かっていれば、人はそれに沿って動くものである。

要は、物理的・心理的な事前準備さえできていれば、破綻を来すほど忙しくなるということはないということだ。そしてこれはBCに限らずどんなプロジェクトにも言える。起業論で学んだControl Controlableの概念に近い。

まさに長距離走と同じである。
「10キロ走るからキロ3分30秒のペースを刻んでいけば、そんなに苦しくなる事はない。」
不測の場合には第2、第3の目標を設定し、そこに向けて立て直すリスク・コントロールをするだけである。

起業するときも、わからないことは多いだろうが、わかることには事前に対応すれば、死ぬ程忙しいなんてことにならないはずだ。