野口悠紀雄氏の「超」文章法を読み、大変ためになる本だったので備忘のため内容を記しておく。
文章はメッセージを伝えるものだ。メッセージがあれば短い文章から長い文章まで何でもかける。その長短は詳細まで書かれているかどうかというだけであって、伝えたいメッセージは一つである。伝えたいメッセージがあれば1フレーズでも十分である。逆にそれで伝えられない文章はメッセージがないということになる。
メッセージは各パラグラフに一つが望ましい。一つのパラグラフの中に逆の主張など二つ以上のメッセージが入っていると何を言っているのかわからなくなってしまう。これはパワーポイントで1スライド1メッセージにするのと同じである。パワーポイントにすると思考がすっきりすることがあるのはこのためだろう。メッセージが積み重なって章ができ、最終的に全体の文章ができる。
パソコンを使えば文章は容易に書けるようになる。文章を書くときに最も大きな障害は書き始めることである。なぜ書き始めないかというと、いい文章を書こうとすればするほど構えてしまうからである。一方、パソコンを使えばどこからでも書き始められ、いつでも修正ができる。書き始めないことには書くためのアイデアも浮かんで来ない。今はスマホでevernoteを使えばいつでもどこでも文章のアイデア=メッセージを書き溜め、どこからでもアクセスすることができる。
文章を書き、推敲するときは、読み手のことを考えなければならない。いくらいいメッセージであっても、長い文章、わかりにくい文章、面白くない文章を読みたいとは思わない。これは何かの原則に従うというよりも、常に意識していることで上達するものである。相手のことを意識するということは経営にも当てはまる原則であるようだ。
「超」文章法 (中公新書)/中央公論新社

¥819
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文章はメッセージを伝えるものだ。メッセージがあれば短い文章から長い文章まで何でもかける。その長短は詳細まで書かれているかどうかというだけであって、伝えたいメッセージは一つである。伝えたいメッセージがあれば1フレーズでも十分である。逆にそれで伝えられない文章はメッセージがないということになる。
メッセージは各パラグラフに一つが望ましい。一つのパラグラフの中に逆の主張など二つ以上のメッセージが入っていると何を言っているのかわからなくなってしまう。これはパワーポイントで1スライド1メッセージにするのと同じである。パワーポイントにすると思考がすっきりすることがあるのはこのためだろう。メッセージが積み重なって章ができ、最終的に全体の文章ができる。
パソコンを使えば文章は容易に書けるようになる。文章を書くときに最も大きな障害は書き始めることである。なぜ書き始めないかというと、いい文章を書こうとすればするほど構えてしまうからである。一方、パソコンを使えばどこからでも書き始められ、いつでも修正ができる。書き始めないことには書くためのアイデアも浮かんで来ない。今はスマホでevernoteを使えばいつでもどこでも文章のアイデア=メッセージを書き溜め、どこからでもアクセスすることができる。
文章を書き、推敲するときは、読み手のことを考えなければならない。いくらいいメッセージであっても、長い文章、わかりにくい文章、面白くない文章を読みたいとは思わない。これは何かの原則に従うというよりも、常に意識していることで上達するものである。相手のことを意識するということは経営にも当てはまる原則であるようだ。
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