結婚式を終えて、かかったお金について考えてみようと思う。自分はもう終わってしまったので活用することはない知識だが、これから結婚式を挙げようとする人は参考にしてもらいたい。なお、私は一般的なホテルでの結婚式+披露宴(及び二次会)を行ったので、レストランウェディングなど違う形式を検討している人は他を参照されたい。なお、結婚式・披露宴は70名参加でほぼ300万円、手出しは100万円程度だった。

■結婚式の代金が決定して行く流れ

結婚式の代金が決定して行く流れは簡単に言うと以下のような感じである。

①最初の見積もり
②各部分の決定
③最終見積もり

①最初の見積もり

見積もりは、おそらく会場を訪れた際に式場から提示される物だが、実は一番重要である。というのも、「プラン特典」など、積み上げ以外での割引を取り付けるにはここしかないからだ。ここで契約してしまうとすぐに予約金を支払う必要が生じ、他の式場と比べることことができなくなってしまう。逆に良心的な式場であれば、通常この見積もり金額を大きく上回ることはないだろう。

ではどうしたら良いかというと、とにかく多くの特典を取り付けることである。式場側は早く決めてもらいたいと思っている。一方、お客はこの時点ではまだ他に移れるので、交渉力を持っている。これを過ぎるとお客には交渉力がなくなってしまい、追加的な割引を受けることは難しい。

方法としてはまずゼクシィやホームページなどから最も有利な特典を見つけ、それをベースに交渉をスタートさせる。自分の場合はホテルだったので、来賓の無料宿泊を多めに付けてもらった。粘り強く交渉すれば、相手も悪いようにはしてこないだろう。

得た特典は、必ず紙に書いてもらったり、もし入っていなかったらメールなど残る形で確認した方が良い。いい加減な担当者だったら、言った言わないでもめることは大いに想定できるからである。

②各部分の決定

ここではそれぞれの内容実際のコストを決定していくことになる。詳細は次回の投稿に書くことにするが、大原則は「いらないものはいらない」とはっきりさせることである。式場はいらないものをいかにも必要らしく奨めてくる。私たちの場合は、親族での集合写真がスナップショットとは別に数万円かかると言われたが、妻の強い意志で断った。断れば、担当者もそれ以上は何も言ってこない。

③最終見積もり

最終見積もりでは最後の確認を行い、支払うのみである。ここで気をつけるべき点は

 1)最初に言われた特典が付いているか
 2)カードの上限は引き上げたか

である。

1)は①の時に残した証拠が重要となってくる。照らし合わせて齟齬がないか確認してみよう。

2)については蛇足であるが、一般カードで300万円も上限のあるカードを持っている人はそんなにいないだろう。折角こんな大金を払うのだから、マイルなどのポイントはしっかり貯めたい。上限引き上げの審査はその場では出来ず、1~2日かかることがある。引き上げ期間は1ヶ月以上あるので、そろそろ支払いだというタイミングで上げておくのがよいだろう。

次回は②の各部分の節約方法について論じてみる。