レポートでサマンサタバサを取り上げてみた。詳細は提出期限が来た頃にアップしようと思うが、メモ程度に書いておく。

サマンサタバサは1994年に現社長の寺田氏によって設立され、2005年に東証マザーズに上場している。連結売上高は274億円で成長を続けているが、昨年度は3億円の最終赤字を計上している。

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売上は成長しているものの、利益はほぼ横ばいを続けている。その要因は原価、販売管理費の高さにある。同業のCOACH(米国)と比較しても、原価率は10%、販売管理費率は15%も高い。

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原価率の高さは生産地に由来している。サマンサタバサは大部分を国内で生産しているが、COACHは中国やベトナム、インドの企業に委託している。また、販売管理費は積極的な宣伝や出店の影響もあるだろうが、似たようなブランドが14も乱立していることにある。

http://www.samantha.co.jp/brand/

利益を伸ばすためには、まずはブランドのリストラ、そして原価を下げるための海外生産の積極化が必要になってくるだろう。

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