最近グローバル化について考える事が多くなってきたので、一旦自分の考えを整理してみる。
一旦の結論は「グローバル化は英語が喋れるとか、外国に行く」とかいった部分的なものではなく、人・モノ・カネの全ての垣根がなくなることだということである。
人については、特に製造業については、向上などは人件費の安い中国や東南アジアに行ってしまうということである。これは大企業に限ったことではなく、地銀の客のような中小企業にとっても例外ではないようだ。
モノについては、例えばiPhoneに代表されるように、売れるものは世界のどこに行っても売れるということだ。逆に、世界で売れないものは淘汰されていく。国内だけで売れるものはもはや「ニッチ」といってもいいのではないだろうか。(日本だといわゆるガラパゴス化)
カネについては日々のマーケットを見ていると、一番動きが早い。前日のアメリカの株価がそのまま日本の株価に影響するし、日本国内の景気が悪くなくても欧州が悪いと株価が上がらないし、欧州不安でユーロから資金が逃避する先は日本円ということになっている。
どうしてこのようなグローバル化が起きてしまったのか。それはやはりITの進歩が大きいように思う。インターネットさえ繋がっていればどこでも即座に情報が取れるし、日本から海外×海外の航空券を取ってしまうことも容易となった。
では、このグローバル化社会でどのように生き残っていけばいいか。結論は「他の誰にもできない、していないことをやる」である。「他」というのは特に賃金の安い地域の労働者か、インターネットを含めたコンピュータ・機械である。少なくとも単純作業や反復作業ではない。
そう考えたときに、グローバル化だからといって、英語を中心にビジネスをしようという事ではない。英語で情報を取得する、あるいは発信することは絶対に必要だが、英語メインの仕事というのはフィリピンの人がやった方が速いに決まっている。
そうではなく、自分だけができることを見つけるということが重要である。例えば弁護士であれば、六法を全部覚えているという事ではなく、裁判でどのように勝てるかというノウハウを持っているかどうかということである。このへんは今読んでいる「ハイ・コンセプト」の読後感を改めて書くことにする。
一旦の結論は「グローバル化は英語が喋れるとか、外国に行く」とかいった部分的なものではなく、人・モノ・カネの全ての垣根がなくなることだということである。
人については、特に製造業については、向上などは人件費の安い中国や東南アジアに行ってしまうということである。これは大企業に限ったことではなく、地銀の客のような中小企業にとっても例外ではないようだ。
モノについては、例えばiPhoneに代表されるように、売れるものは世界のどこに行っても売れるということだ。逆に、世界で売れないものは淘汰されていく。国内だけで売れるものはもはや「ニッチ」といってもいいのではないだろうか。(日本だといわゆるガラパゴス化)
カネについては日々のマーケットを見ていると、一番動きが早い。前日のアメリカの株価がそのまま日本の株価に影響するし、日本国内の景気が悪くなくても欧州が悪いと株価が上がらないし、欧州不安でユーロから資金が逃避する先は日本円ということになっている。
どうしてこのようなグローバル化が起きてしまったのか。それはやはりITの進歩が大きいように思う。インターネットさえ繋がっていればどこでも即座に情報が取れるし、日本から海外×海外の航空券を取ってしまうことも容易となった。
では、このグローバル化社会でどのように生き残っていけばいいか。結論は「他の誰にもできない、していないことをやる」である。「他」というのは特に賃金の安い地域の労働者か、インターネットを含めたコンピュータ・機械である。少なくとも単純作業や反復作業ではない。
そう考えたときに、グローバル化だからといって、英語を中心にビジネスをしようという事ではない。英語で情報を取得する、あるいは発信することは絶対に必要だが、英語メインの仕事というのはフィリピンの人がやった方が速いに決まっている。
そうではなく、自分だけができることを見つけるということが重要である。例えば弁護士であれば、六法を全部覚えているという事ではなく、裁判でどのように勝てるかというノウハウを持っているかどうかということである。このへんは今読んでいる「ハイ・コンセプト」の読後感を改めて書くことにする。