この間テレビ見ていたら、13歳の自閉症の男の子 が
童話作家で、
彼が書いた童話が演劇で上演されたというのを見た。
「え? 自閉症の子が童話を書くの?」
あたし的にはカルチャーショックだった。
だって、自閉症の人たちって想像する事が苦手だと思っていたから・・・
↑これも偏見だよね(・。・;
なぜ、彼が童話作家になれたのか・・・
それは『筆談』というコミュニケーション方法を取れるようになったから。
それまでは、いろいろ自分の中で考えたり、感じたり、思ったりしているんだけど、
それを表現、表出出来ずに
いたたまれない気持ちでいた。
抱っこ法という療育?教育?に出会ってから
自分の気持ちを筆談で表せるようになってから
自分自身気持ちがとても楽になったそうだ。
彼が筆談でコミュニケーションが取れるようになるまで3年くらいかかり
自分の事をみんなに知ってもらいたいと
あらわせるようになったのは12年かかったと彼は言っている。
この地球にすんでいる僕の仲間たちへ 東田直樹・東田美紀(DVD付)
自閉症の人の感じている世界をある程度知っていたつもりでいたあたしは
この本を読んでとても驚きを感じた。
なぜ、ぴょんぴょん飛び跳ねてしまうのか。
なぜ、手をひらひらさせているのか。
なぜ、歌っているのか。
なぜ、目を合わせないのか・・・
知っているつもりでいた。
彼の言葉を通して、なぜこういう行動を取るのか、理解できた。というか
へぇ~!なるほどね~
と関心してしまうことだらけ。
感化されやすいあたしは息子の気持ちも聞いてみたいと思い
裏が白い広告に
「どこに行きたい?」
と書いてみた。
すると、息子は
゜どこに行きたい?"
あれれ?
すぐ、うまくはいかないよね(^_^;)
「何が食べたい?」
と書くと
" ジャスコ "
はいはい。
分かりました(;一_一)
ジャスコのマックに行きたいのね~
こりゃ~
筆談じゃなくても良かったな(~_~;)
とりあえず、この本を読んだことによって
息子が一人で楽しそうに歌っていたり
人前で手をひらひらさせていたも
より一層広い心で見守ってあげられそうだ。