福知山線脱線事故から2週間半が経ったけど
昨日の夕方、ニュース番組の中で
脱線事故の一両目から奇跡的に助かった19歳の男の子の苦悩を知った。
「生き残ってしまった・・・」
という罪悪感に駆られているという。
事故の車両内は想像を絶するほどの光景だったようで
となりに居た人がだんだん冷たくなってきたり、
髪の毛が血でべったりしていたりしていたそうだ・・・
それだけ聞いただけでとんでもない状況だったのに
もっとひどう状況だったんだろうな~と思う。
その19歳の男の子は事故現場で手を合わせていた。
ここに来るまでの心痛ははかり知れない。
遺族の人に会って
ほんの少しだけ、「自分は生きていていいんだ・・・」と
思ったとコメントしていた時は
涙が出てしまった。
死んでしまった人だけじゃなく、
助かった人の心のケアがこれからは大切なんだ・・・と思った。