艇界を盛り上げる個性派レーサー
阿波 勝哉（あわ かつや）選手を紹介
2013年前期のクラスは、B1級。
愛称は『アワカツ』または
『ミスターチルト3度』
ミスターチルト3度の愛称については後述するとして特筆すべきは
彼はたとえ絶対有利といわれている1号艇であっても、絶対に6コースに進入するほどのアウトコース一貫のアウト屋である。
新人選手以外で6コースを自ら選択するいわゆるアウト屋は非常に少ない。
なぜならば単純に勝てないから。
しかし阿波は、競艇場が許可している
最大角度までチルトをあげ強烈な伸び型調整で6コースから豪快にまくり
1着を量産するのだ。
（一派的にチルトをあげるとボートの先端が浮かぶので直線は有利だがターンが難しくなるといわれる）
個性的なスタイルにファンは多く
2006年のA1選手のみ出場可能な笹川賞のファン投票では、阿波は選出権利がないB1級であったのにもかかわらず、全国各地の競艇場で投票用紙に阿波の名前が載っていない事への問い合わせや苦情があったほど。
実況も阿波の豪快なまくりが決まると
興奮するため名実況が多い。
筆者が好きな実況で
『6コースからロケットがくるぞ！どうだ、きたか、決まった！』というものがある笑
個性的なレーサーは現在プロペラ制度の改正で苦心をよぎなくされているが
是非魅力的なレーサーとして
走り続けてほしいものです。