四条大橋で托鉢(?)をしているふたりの僧侶。
いつもだいたいお昼頃になると出没するんだけどさ。

ふたりともかなりの常連さん(?)だと思うんですよ。
だって、ずいぶん前(何十年も前)から見たことあるしね。

実は、このふたりの僧侶について前々から気になることがあって。。。

まずは、ひとり目の僧侶。

小柄な方です。
定位置は四条大橋のたもと、河原町寄り。

お経を唱えているようなのですが、早口だからかどうなのかは???ですが、
ウ~ウ~としか聞こえてこないんです。
なんだか、できそこないのホーミーみたい。

昔はお経を唱えていたと思うんだけどなぁ~
違うヒトなのかなぁ~


そして、ふたり目の僧侶。

わりと大柄な方です。
定位置は四条大橋の真ん中あたり。

こちらの僧侶もお経を唱えているのですが。。。

な~んみょ~ほ~れん~げ~きょ~
な~んみょ~ほ~れん~げ~きょ~

延々とこのフレーズだけを繰り返しているのです。


曹洞宗開祖道元の弟子だった懐弉(えじょう)が書いた
『正法眼蔵随聞記』のなかで、
懐弉が道元に「いまの世には、生活のために姿は僧形にしていますが、
実は布施を目的にしたニセの坊主が横行しています。
そんなニセの坊主が寺に来た場合にも布施はすべきでしょうか。」と訊ねた際、
道元は「本物かニセものか問うまでもない。
僧侶の姿をしていれば、それだけで僧侶として大切にするべきである。
仏法僧の三宝は敬うべし。」と答えている場面があるんです。

まぁ、たしかにそうなんですけどね。。。

頭ではわかっていても、俗世間にまみれっぱなしの私は、
いろいろと勘ぐってしまうんですよねぇ。。。

それに、そもそも托鉢って午前中にするものでしょ?

やっぱり、そうなのかなぁ~~~

どうなのかなぁ~~~