どんよりとした曇り空が広がるっていう天気予報だったのに、
いざフタを開けてみると、暑いくらいの晴天。
そんな2月27日(日)は、朝から芦屋方面に出没しておりました。

阪急芦屋川駅を降りて、てくてくてくてく。。。
市道344号線に入ったところで、こんな標識を発見。

「ライト坂」っていう愛称名がつけられているようです。

ちなみに「ライト坂」はこんな坂です。

この坂をず~っと登って行くと、
有料道路の「芦有ドライブウェイ」へと続きます。

そんな坂をひたすらてくてく歩いていくと、
うっそうとした木々の間から、ちらっと建物が見えてきました。

この建物が、今回の目的地の『ヨドコウ迎賓館』です。

あのアメリカが生んだ建築の巨匠・フランク・ロイド・ライト氏が設計した
建築物で、国の重要文化財にも指定されている建物です。


この『ヨドコウ迎賓館』は、フランク・ロイド・ライト氏が
山邑家(灘の酒造家8代目 山邑太左衛門)の依頼を受けて
1918年に別邸として設計したもので、
彼が設計した建築物で日本で現存しているのは、
『ヨドコウ迎賓館』と東京にある『自由学園明日館』だけ。
http://www.jiyu.jp/tatemono/myonichi.html
とっても貴重な建物なんですよねぇ。。。

まずは、館内の探検でも。。。

2階の応接室です。

彫刻を施した石柱や銅板の飾り金具、明かり取りの窓など、
見れば見るほど、いたるところにライト建築の特徴が散りばめられています。


昭和63年だったかな?
数年かけて修復工事が行われたそうですが、絨毯からソファーにいたるまで、
すべてを当時のままに忠実に再現させるのって、
とってもタイヘンだっただろうなぁ~


4階のバルコニーです。

でもって、そのバルコニーからの眺望。

いや~、すばらしいです!


『ヨドコウ迎賓館』までやって来た本来の目的は別にあったんだけど、
これだけでも、けっこう満足まんぞく!!


「ヨドコウ迎賓館」
http://www.yodoko.co.jp/geihinkan/