淀屋橋~心斎橋間の御堂筋に、およそ30体の彫刻が立ち並んでいるのを
ご存知でしょうか?

これは、御堂筋をアメニティ豊かな芸術・文化軸として
整備していくための事業として、20年近く前から取り組まれているもので、
沿道にある企業等が寄付して、世界的にも価値のある彫刻を
設置しているんです。

別名『御堂筋彫刻ストリート』とも呼ばれていますね。


先月いっぱいで終了した「御堂筋イルミネーション」ですが、
イルミネーションに彩られた御堂筋と彫刻の写真を撮りたくて、
最終日の1日前の1月30日(土)に、デジカメを持って行ってきました。


「ジョルジオ・デ・キリコ」作の『ヘクテルとアンドロマケ』。
株式会社日本興業銀行(現:株式会社みずほ銀行)が寄付。

ブロンズ像が多いなか、メタリカルな像が目をひきます。



「桑原巨守」作の『大空に』。
武田薬品工業株式会社が寄付。

鳩が大空へと飛び立つ様を描いています。
イルミネーションのきらめきのせいでしょうか?
鳩を見つめる少女のやさしいまなざしが印象的です。



「佐藤敬助」作の『陽光の中で』。
株式会社アクセスが寄付。

あえて、後ろ姿を撮影しました。
少女はどこを見つめているのでしょうか。。。
大切な誰かを待っているのでしょうか。。。
イルミネーションに映える少女のやわらかなシルエットが素敵ですね。



「朝倉響子」作の『ジル』。
株式会社さくら銀行(現:株式会社三井住友銀行)が寄付。

エレガントで洗練された女性像と、現代に生きる女性との競演です。
どちらも美しくて、魅力的ですね。


「御堂筋彫刻ストリート」
http://www.kkr.mlit.go.jp/osaka/commu/mido/siryokan/sculpture.html
http://www.city.osaka.lg.jp/keikakuchosei/page/0000050399.html