聖域 | THOUSAND WINDS

聖域

朝眠気まなこで妄想してた事。
心の中の聖域。
もう一人の有栖川の物語。

ここは京都、北区あたりにある、星辰神社。
由緒あるが観光客もまばらな寂れた神社。
いつぞやまでは巫女さんもいなかったが、
ようやくここの「息子」が継いだ模様。
あれだけ家業を継ぐのは嫌だと言ってたくせに、急に言い出した。
まあ確かにあれだ、動機は不純だが、若いうちに何でもしておくか。
この宮司は思ったらしい。たとえ今は性錯乱してて、巫女などと言う見当違いなものに憧れてようが、
いつかきっと、氏神様のお導きにより、
まっとうな神職の道を進んでくれるに違いないと。
その見込みは、間違っていたわけだが。
「ようこそ参られましたぁ~」
ポッ、おっといかんいかん。我が息子ながらつい赤面してしまった。
宮司は思ったらしい。どうせなら何で娘が生まれて来てくれなかったんだ。
突然気がふれたように、女装癖に走った息子を見て思った。
ここは星辰神社、男の娘の巫女さんのいる、
新たな物語が始まるらしいんだか、
続くかな・・・



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