有栖川希美の回想 | THOUSAND WINDS

有栖川希美の回想

昔家に犬がいたらしい。
まだ小さかったから覚えていない。
知らぬ間にその犬はいなくなったらしい。
あれからペットは飼わなくなったとか。
超常現象研究クラブの部室に来ている。
日曜日と言うのに学校に来ている。
体育会系でもないのに、一体何やるつもりだろう。
頭にヘッドギアをつけられ、脳波測定をされる。
これもここじゃ日常茶飯事。
「やー毎度ご苦労さんでした、まあ日常的出来事ってわけ」
車折さんがいる。当クラブは大半が特別クラスの生徒で占めている。
普通科は僕とこいつだけのはずだ。
彼らが興味を示した人じゃないと、入部出来ないはずなんだが。
「ふーん、レベルB+か。キミ十分特別科Bクラスでやってけると思うんだがな。
ちなみに何か特技持ってる?」
部長の右京さんだ。こう見えても学園一の超能力者、特技は念力のはず。
「めんご、遅れた。ああシンシアまだなんじゃ。だったらまだ出来ませんね」
いきなり女性が目の前に現れた。彼女は副部長の北野さん、特技はテレポート。
あの部長、今から一体何やるんでしか?
「よく聞いてくれた。聞いて驚け、これより魔王を召喚する」
何だって!