有栖川希美君の幸せ
「カポーン」
近所の銭湯、女湯のガラス戸を勢いよく開ける。
僕が女湯に入ってる事は、学校の男共には内緒だ。
どうせうらやましがられたり、こっそり防水デジカメで盗撮してくれとか、
何でお前だけがそんないい目にあうんだ、
男湯に入れ、などと
不当な罵声が飛び交うに違いない、うっ。
大宮ナミがいる。ここだけの秘密だが、裸の付き合いだ。
僕がここの風呂場の女湯に来てる事、唯一知る人。
こんな入り口近くのちっちゃな湯船につかって、
口をあんぐりしてこちらを凝視してる。
目の高さがそうだな、僕の腰のあたりか、さぞかしよく見える事だろう、この僕の特異点が。
一緒に風呂に行こう、みたいな自分でもバカなメールを送ってしまい、全然レスがなくて、
しょうがなく一人で来てみたらこうだ。
「え~っと、希美君、こんばんわ、偶然、よね?」
え~っ、それわないだろ、君メール見てないの。
まあいいやこんばんわ、ちなみにもう上がるの?
「み~っけ、特大スクープ、実の男が女湯に入って、恋人と裸の密会、なんてね
」
げっ、こいつ誰だっけ、そう、歩くメガホンの車折じゃねえか。
どうしよ~(T_T)
(何これ)
近所の銭湯、女湯のガラス戸を勢いよく開ける。
僕が女湯に入ってる事は、学校の男共には内緒だ。
どうせうらやましがられたり、こっそり防水デジカメで盗撮してくれとか、
何でお前だけがそんないい目にあうんだ、
男湯に入れ、などと
不当な罵声が飛び交うに違いない、うっ。
大宮ナミがいる。ここだけの秘密だが、裸の付き合いだ。
僕がここの風呂場の女湯に来てる事、唯一知る人。
こんな入り口近くのちっちゃな湯船につかって、
口をあんぐりしてこちらを凝視してる。
目の高さがそうだな、僕の腰のあたりか、さぞかしよく見える事だろう、この僕の特異点が。
一緒に風呂に行こう、みたいな自分でもバカなメールを送ってしまい、全然レスがなくて、
しょうがなく一人で来てみたらこうだ。
「え~っと、希美君、こんばんわ、偶然、よね?」
え~っ、それわないだろ、君メール見てないの。
まあいいやこんばんわ、ちなみにもう上がるの?
「み~っけ、特大スクープ、実の男が女湯に入って、恋人と裸の密会、なんてね
」げっ、こいつ誰だっけ、そう、歩くメガホンの車折じゃねえか。
どうしよ~(T_T)
(何これ)