般若心経における観想 | THOUSAND WINDS

般若心経における観想

世界は空である。
世界は移り変わる。
ひとつとてとどまらない。
確かなものなどない。
相互に関連している。
ただあるものはもの同士の関係だけだ。
人が人であるのはたまたま人の体を構成する分子が人の形を取って結び付いているから。
元は原子しかなかった。
原子すらなかった。
トップクオークすらなかった。
超弦すらなかった。
混沌しかなかった。
秩序が生まれた。
何者がそれを行ったのか知らない。
何もなかった空間に何かが出来た。
何かがある事が人によって知覚される。
人がそれを感じればそれはあるとされた。
世界に一体何があるかは分からない。
何が知覚されるか、何が理解出来るか、
それだけしか言えない。
人が認識出来る範囲のもの、
それが世界の全てだ。
世界があるかないか、世界の捉え方は
人の能力に限定される。
ゆえになんびとたりとも、
この世界の本当の姿を知らない。
この世界は空なのか。
ただ人が捉え感じ理解したものが
世界でしかないのか。
我々も我々自身を世界の一部として認識する。
我々が世界から分かたれ、人の形をしているのは、
ただ縁起による
観想はじめ