自省録から(3) | THOUSAND WINDS

自省録から(3)

なぜならば神々は意識的にも無意識的にもあやまちを犯すことはないからである。

適切でないことならば、せずにおけ。真理でないことならば、いわずにおけ。その決断はあくまでも君の一存にあるべきだ。

つねにものの全体を見きわめること。

何事もでたらめに、目的なしにやってはならない。

すべては主観にすぎないことを思え。その主観は君の力でどうにでもなるのだ。したがって君の意のままに主観を除去するがよい。

しかるに全体にとって有益なことはつねに美しく、またつねに時にかなっている。

かように神と同じ道に従って身を運び、自己の判断により神と同じ目的に向って身を運び行く者は、実に神に運ばれる者にほかならないのである。

主観を外に放り出せ。そうすれば君は助かる。

君の指導理性はいかに自分を用いているか。

君はそのいずれにたいしても責任はない。だから満足して去って行くがよい。