魔女ポプリ(6) | THOUSAND WINDS

魔女ポプリ(6)

「いやぁ~、このたびは失礼いたしました。
どこぞの高名な魔導士様でいらっしゃいましたか。
ぜひとももう一度お名前お聞かせ願えませんか。
えっ?お答え出来ない。
さようでしたか」
まだ一言も言ってないし。
知らん間に朝になってて、
またあの集会場みたいな所に来てる。
ショックで気絶していたからね。
あんなの見たら誰かって気絶するわ。
目の前でオオカミ男の体がバラバラになったのを見たからね。
あれなんだろあたしがやったんだなきっとそうなんだけど、
何かねあたしが気絶したタイミングで収まったみたいなんだけど、
オオカミ男さんだけでなくって、
あの魔法、あちこちに被害与えまくってたのね。
昨夜いたあの森みたいな所、
植林林だったみたいなんだけど、
半分ばかしあちこち木がなぎ倒されているし、
村外れの家ですか、数件ばかし全壊してるみたいだし、
幸い怪我人は出なかったけどね。
家畜小屋あの怪しい光の帯直撃したみたいで、
おかげさまで今日は朝から
滅多に食べられない肉料理のフルコースだったりするし!
何でもやってみるものね。
って何もわざと狙ってやったんじゃないわよ。
「あの~お取り込みの所申し訳ないのですが、
こんなささやかなおもてなししか出来ませんでしたが、
ご満足されましたでしょうか」
あたしいつも少食だから、こんなに一杯出されても食べられないし。
ごめんね、ニワトリさん、クロブタさん、
君たちの尊い犠牲は忘れないよ。
でも結構かたっぱしから食い散らかしてるけどね。
「知らない事とは言え、昨晩は大変失礼を致しました」
村長さん、あんた昨日あたしのなり見て、
魔導士様って既に呼んでたやんか。
ああ、ついお里なまりがでちゃったわね。
そうだ、昨日のあのほこらみたいなやつ、
あれ一体何だったんだろ。
ちょっとすみっこで小さくなってる、
昨日あたしを連れて行った
大男に聞いてみたれ。
「ああ、あれのことか。
あれはほこらなんかじゃなく
檻だ。
ほら屋根なんて無かっただろう。
あの中にいけにえなんかほり込んで、
ワーウルフおびき出す為のわな、グッ!!」
グッ?今どうやら言ってはいけない事を言いましたね。
そのおっさん速攻で隣に座ってたいかにも格闘技やってますよ
みたいな、余分な贅肉ついていないご立派な体型した
初老の人にみぞおちを一撃され悶絶、
昨日あたしがされたように
2人の男に両手引っ張られて退散しました。
ちょっと長くなったので、
ここで区切るね
ってこれは作者サイドの話。
こっちの世界に戻って来ないと