誰でも撮れる | THOUSAND WINDS

誰でも撮れる

昔父と言い合ったこと。
風景写真の素晴らしいのを見ながら、
私は誰でもそこに行ければ同じようなものは撮れると主張したのだが、
父はがんとして引かなかった。
やはり同じようには撮れない。
フィルムカメラの時代ならそうだったかも知れないが、
これだけ高性能なデジカメが登場してくれば、
プロ並みの写真を撮る事に可能性がなくもない。
つまり動かない被写体を撮るのに、
デジカメであれこれ露出を変えたり、
プレビューで撮影結果をその場で見ながら、
何枚も撮りだめたら、
技術的なものでは、プロが行うのと変わらないできの
写真を作り得ると私は思う。
だったらもう風景写真家はいらないのかと言えばそうは思わない。
でも間違いなく
これまで大型カメラを使って風景写真なんかを撮っていた者は、
そのありがたみを失う事になるかも知れない。
これだけデジタル技術が進んでしまえば、
別にライカM9あたりでも風景写真撮れるに違いない。
コストが限りなく0に近く、
プロとアマの技術の差をうめてしまう。
だからプロはもっと技術を高めなきゃならないだろうし、
アマはこれまでプロの土壇場だったジャンルを
切り崩していかなくちゃならない