昔書いたPさんの話
あたしは精巧な人型ロボット、
製造コードP15862、約してPちゃん、実は正体を隠して、
普通の高校にこうして通ってる。
まだ誰もあたしがロボットだって事、気がついてないんだ。
「おはよう、P15862さん、今日は何だかエネルギー満タンてノリだね」
「ねえP15862さん、この教科書のとこ、WEBで調べてくれない?」
「ちょっとP15862君そこの荷物運んでくれんかな。
うん、さすがP15862君、力持ちだな、おかげで重宝するよ」
いえいえどういたしまして?
人の為になるのはロボットとしての生き甲斐ですから!
でもみんなかしこまっちゃって、
もっと気さくにピーチャンって呼んでくれてもいいのに。
そんな平穏な毎日が続いてたの、それがある日突然、あたしにライバルが出現したってわけ。
「ミナサンドモハジメマシテ、ワタシハヤマモコクミコテイイマス、ヨロシクネ」
あの転校生、いや違うな、実地テストの為にファクトリーから回されて来た、
いかにもロボロボしたなりの彼女、誰が見たってロボにしか見えない。
金属光りする地肌が丸見えだし、どことなく全身角々してるし。
なのに何よ、あんな奴が何で「山本久美子」みたいな、
人間っぽい名前なのよ、納得いかない、絶対口聞いてやんない、
友達になんかなってやんない!
「P15862、ギッ、ピーチャン、ドズヨロシク、オトモダチニナッテネ!」
ダレガピーチャンヨ、アレナンダカウレシイ、ソレトナンダカウツッチャッタ、ナンデ?
「ああいいところに来た、P15862さん、君マシンオイル持ってる?ちょっと俺のバイクの、きらしちゃってさあ、
なけりゃいいんだよ、何かいつも持ち歩いてるみたいだから」
すいませんね、あたしの動力はこう見えても半永久機関なもので。
あたしは精巧なロボット、おかげでまだ誰にも、正体ばれてないんだから、
ホントダカラネ。
製造コードP15862、約してPちゃん、実は正体を隠して、
普通の高校にこうして通ってる。
まだ誰もあたしがロボットだって事、気がついてないんだ。
「おはよう、P15862さん、今日は何だかエネルギー満タンてノリだね」
「ねえP15862さん、この教科書のとこ、WEBで調べてくれない?」
「ちょっとP15862君そこの荷物運んでくれんかな。
うん、さすがP15862君、力持ちだな、おかげで重宝するよ」
いえいえどういたしまして?
人の為になるのはロボットとしての生き甲斐ですから!
でもみんなかしこまっちゃって、
もっと気さくにピーチャンって呼んでくれてもいいのに。
そんな平穏な毎日が続いてたの、それがある日突然、あたしにライバルが出現したってわけ。
「ミナサンドモハジメマシテ、ワタシハヤマモコクミコテイイマス、ヨロシクネ」
あの転校生、いや違うな、実地テストの為にファクトリーから回されて来た、
いかにもロボロボしたなりの彼女、誰が見たってロボにしか見えない。
金属光りする地肌が丸見えだし、どことなく全身角々してるし。
なのに何よ、あんな奴が何で「山本久美子」みたいな、
人間っぽい名前なのよ、納得いかない、絶対口聞いてやんない、
友達になんかなってやんない!
「P15862、ギッ、ピーチャン、ドズヨロシク、オトモダチニナッテネ!」
ダレガピーチャンヨ、アレナンダカウレシイ、ソレトナンダカウツッチャッタ、ナンデ?
「ああいいところに来た、P15862さん、君マシンオイル持ってる?ちょっと俺のバイクの、きらしちゃってさあ、
なけりゃいいんだよ、何かいつも持ち歩いてるみたいだから」
すいませんね、あたしの動力はこう見えても半永久機関なもので。
あたしは精巧なロボット、おかげでまだ誰にも、正体ばれてないんだから、
ホントダカラネ。