キャシャーンの続き | THOUSAND WINDS

キャシャーンの続き

たいがい忘れてしまって
どんなお話だったかなと
思い出してみたら
印象的な話が一つ
これもたかだか一つのエピソードに過ぎないけれども。
敵方のその量産型の下っ端、やられキャラがいて、
彼は敵(正義側)に中途半端に半殺しに会い、どうやらそれまで狂っていた電子頭脳が
正常に戻ったらしい。
人類愛に目覚め、アシモフのロボット3原則を思い出し、
人間方に味方するようになる。
でもやはり敵方のロボット、人間側にはなかなか受け入れられない。
そのうち話が終盤になり、
確か何も武器のない、弱い彼はジープに乗り、
大量の爆薬を積んで、
元味方、今じゃ宿敵のロボットの大群の中に突っ込んで
果てる。
私はなぜかこのどうでもいいみたいなエピソードにひかれる。
あちこち不自然な設定はあったものの、
ロボットが人間を守ろうとする感情が働くとしたら、
それはあらかじめ組み込まれた
プログラムによってじゃないと
私は考える。
彼は正しく考え、そして実行した。
彼もまた「人」であったから。