世界の外の住人 | THOUSAND WINDS

世界の外の住人

コンピュータのディスプレイの中の、例えばパソコンピグ、
あれが現実の世界としよう。
世界の外の住人にしたら、
指加えて見てるしかない。
たまに自分のピグだったら、
マウスカーソルで進行方向を指示したり、
ミニマム!みたいな呪文を唱えさせたり出来るけど、
ピグ世界そのものをなぶれるのは、
その中にいる自分の身代わりのちんけな奴。
直接世界に触れないもどかしさ、
マニュプレータとしての我が分身もどこかとろくて、
なかなかこちらの思うように動いてくれない。
何かメッセージを送ろうとしても、
相手に受ける気がなきゃ断られる。
こちらのネイチャン、せっかく親切にメッセージ送ったのに、
「悪霊」呼ばわりされたよ。
もうこんな奴頼まれても護ってやらんし。
自分の管轄の人間一人一人の都合聞いて回るのも疲れる。
何もせずにやつらが勝手に動き回ってるのを見てる方が楽しい。
でも何か楽しそうだな、うらやましい。
何とか、あの中に混じれないだろか。
そんな酔狂な霊がいたら何か愉快だなと
つい思った次第